鉈では死ななかった流され姫
どんな伝承か
大きな桧の船にお姫様を乗せ、一生分の食料と入用の品を積んで流した。船がきやかの浜に流れつくと、姫は爺に、何でもみなやるから助けてくれと願ったが、爺は助けることができず、また船を流してしまう。うなつらに流れつくと、荒木の爺が助けてやると言いながら船の中の品を取り、姫を殺そうとした。鉈で切っても死ななかったが、いやしい足なかで叩くと死んだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。