クスノキにかかった赤白の八雲
どんな伝承か
西寒多神社のあたりでは、山の上にかかった雲の中に赤と白の八つの雲が現れ、それがやがて西寒多山のクスノキに、幡のような形でかかってとどまったという。空にたなびく雲を神の旗と見た言い伝えで、八旒の幡が天から下るという型を、雲のかたちに置きかえて語ったものである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。