尾から刀が出た大蛇
どんな伝承か
大蛇は毎年、兄弟八人の子を一人ずつ呑んでいたという。最後に残った一人の娘まで呑まれてしまうと、みなたいそう心配して夜も休まらなかった。そこで大蛇の呑みに来るところを待ち伏せし、その娘を据えておいた。鎮西八郎為朝が弓を構えて大蛇を仕留め、太いのを切ってみると尾から刀が出てきた。ただ物ではないと言い合ったと聞いている、と語られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。