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投げた大根で片目となった神

所在地宮崎県西都市大字三納(大根川)
年代伝承(口承)
登場妙見大明神、大根を乞うた神
出典日本伝説大系 第14巻

どんな伝承か

三納川のあたりに住む女は、秋になるとこの川で大根を洗うのを常としていた。ある日、妙見大明神が大根を乞うたところ、女はそれを投げてよこした。大根は大明神の左の目に当たって傷つけ、神は片目になってしまう。そのため神はこの川の水を涸らしてしまい、大根の時季になると流れが絶えるようになったという。九月二十九日の祭りの日に土地の人が大根を口にしないのも、この言い伝えによる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第14巻』は、熊本・宮崎・鹿児島の三県に伝わる伝説を集めた日本伝説大系の一巻である。阿蘇の大鯰や海幸山幸など神話に連なる話から、為朝・景清・人丸姫の伝承、長者や河童・狐の話、池の主や大蜘蛛退治、狩人と犬の話までを収める。各項目は口承を重んじた例話を冒頭に据え、梗概にした類話と、『肥後国誌』など近世以後の史料を原文で引く文献を続け、全体を文化叙事伝説と自然説明伝説の部に分ける。

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