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大鷲を桜の木に封じた鷲林寺

所在地兵庫県西宮市鷲林寺
年代天長10年(833)
登場弘法大師
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

甲山から真西へ二キロほどの山中にある六甲山鷲林寺は、神呪寺ができた二年後の天長十年に弘法大師が開いたと伝える。大師が山に入ろうとすると大鷲が火を吐いて行く手をはばんだので、大師はこれを桜の霊木に封じ込め、その木から本尊の十一面観音と鷲不動を彫ったことが寺の名の起こりという。本堂下の石垣には八大龍王を祀る洞窟があり、蛇が棲むとの立て札が立つ。牛頭の像があると噂された洞窟ともいわれるが、寺はそうした像の存在をはっきり否定している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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大鷲弘法大師封じ十一面観音

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