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肉牛商の座敷牢にいた牛頭の娘

所在地兵庫県西宮市
年代第二次大戦末期
登場聞き手・語り手(インタビューで芦屋のクダン伝聞を語る)
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

『新耳袋 第一夜』第十二章「“くだん”に関する四つの話」に収められた一話。芦屋と西宮の間が空襲で壊滅する直前、ある屋敷の座敷牢に牛の頭をした娘が閉じ込められていたという噂が立った。その屋敷は肉牛商だったという。やがて空襲で焼け落ちた跡に、娘の着物を着た牛女が現れたと語られた。同章には、西宮の甲山へ植物採集に出かけた中学教師が口から血をしたたらせた牛頭の女を目撃した話、甲山付近の祠が焼失した焼け跡で動物の死骸を貪り喰らう着物姿の牛女が目撃された話、六甲山の裏手に丑三つ時に母子の幽霊が出る神社があり丑女と呼ばれる話も並ぶ。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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牛女座敷牢新耳袋焼け跡

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