雷の火から始まった寄宮の暮らし
どんな伝承か
天から男の子が降りてきて、天から降ってくる餅を食べて暮らしていたという。天の神は男だけではと思って女の子も降ろした。二人のあいだに三人の子が生まれたが、餅は二人分しか降りて来ないので、子には魚を取って生のまま食べさせた。あるとき木に雷が落ちて火がついたので、火で焼いて食べることを覚え、ガジュマルの気根を束ねたものに火を移して、種火を絶やさぬようにしたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。