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痛みを引き受ける清水台の身代り大黒

所在地福島県郡山市清水台(愛宕神社)
年代延享三年
登場篠塚武、伝承提供者
出典郡山の伝説

どんな伝承か

清水台に愛宕神社と妻恋稲荷神社があり、その前に石造りの大黒が安置されている。この大黒には延享三年の年号が刻まれている。身代り大黒と呼ばれ、病気や怪我で体が痛むとき、自分の痛むところをさすった手で大黒をさすると、痛みは大黒が代わって引き受け、病が治ると伝えられる。霊験があるとみえて、大黒は多くの人の手で黒ずんでいる。この信仰は近ごろあまり見られなくなったが、それでも賽銭が時おり上がっている。郡山から引っ越して行った人たちの信仰ともいい、喜久田や遠く会津若松、会津高田からも年寄りが拝みに来たことがあるという。

原典より

清水台の愛宕神社、妻恋稲荷神社があるが、その前に石造りの大黒様が安置されている。—— 郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年))

『郡山の伝説』は、郡山市教育委員会が大島建彦の監修を受けて昭和六十一年に編んだ伝説集である。昭和五十九年度の「ふるさとの文化財調査事業」で調査員が市内全域から採集した伝説を中心に、郷土誌などで補った話を収め、采女伝説や坂上田村麻呂・源義家・弘法大師にまつわる話が多い。『日本伝説名彙』にならって木・石岩・水・塚・坂峠山・祠堂・家村・祭礼行事の部に分け、各話に伝承地と報告者名を添え、巻頭に監修者の解説を置く。

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