日本武尊
どんな伝承か
千葉県千葉市に伝わる。蘇我町の地名は、日本武尊の東国征討のとき、尊のために身を投げて海神の犠牲となった弟橘媛が、この地の海岸に漂着し、まもなく蘇生して「我、蘇れり」と言った故事によると伝えられている。南生実町の八剣神社には天照大神と日本武尊が祀られる。日本武尊が東征で蘇我の浜に上陸した際、境界争いをしていた土地の人々を仲裁して仲直りをさせたので、その徳を慕った住民が祠を建てたのが始まりという。稲荷町五田保の稲荷神社はもと駒ヶ原神社と称し、尊が豊宇気大神を祀ったものと伝え、院内町の千葉神社相殿にも日本武尊が祀られている。
原典より
蘇我町の地名は、日本武尊が東国征討のとき、尊のため一身をなげうって海神の犠牲となった弟橘媛が、この地の海岸に漂着し間もなく蘇生し、「我、蘇れり」といった故事によると伝えられている。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
平野馨編『千葉市の伝説』を全43話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。