浅間様とこはだ
どんな伝承か
千葉市稲毛にある浅間神社は、大同三年五月三十日に富士浅間神社を勧請して創建されたと伝えられている。伝承によれば、この社の神は、こはだという魚に乗ってこの海岸に上陸し、土地を開いたのだという。そのため、この辺りの住民は昔からこはだを食べない風習を守ってきたとされ、今も稲毛の地名とともに語り継がれている。
原典より
稲毛の浅間神社は大同三年五月三十日、富士浅間神社を勧請したと伝えられている。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。五十余りの短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。