奥尻島の鼠と蛇・海鼠の俗信
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
北海道の奥尻の島にも鼠の話がある。天明寛政の頃、漁師の網に鼠がかかって上がったと伝えられるが、詳しいことは分からないという。奥尻はそれ以前から鼠が多いので評判の島であり、同時に蛇と海鼠がよく取れる島でもあった。それで鼠が蛇を食って繁殖し、また或る年には蛇に食われて減っていくという話があり、あるいは海に入って海鼠になるのだという話さえあった。皆がそれを信じていたかどうかは明らかでないが、何らかの外部の理由でこの島の鼠の数に著しい増減があったことだけは事実だったらしい。柳田は、竹の実が長い周期で成熟することにその原因の一つを求めうるのではないかと考えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
奥尻町の伝承
広告枠(AdSense)