与那国の針突(入墨)をした女
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どんな伝承か
石垣島に上陸した著者のもとを、宿の女将クヤマを訪ねて与那国出身の女たちが夜分に訪れた。二十七八の小柄な女は手にちゃんと入墨をしており、北の島々の黥とは形式が変わっていた。著者がよく見ようと目を着けると、女はすぐ気づいて左右の手を揉み合わせ、自分は昔者だからやまとの人には可笑しいだろうと恥じらいながらも、根気よく頼むと高い声でションガネ節を歌ってくれた。行政庁が針突の風習を制止したのは明治三十一二年のことだったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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与那国町の伝承
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