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高来氏と高麗の鉢

所在地長崎県五島市本山
年代不明(口碑)
登場高来という苗字の家三戸
出典定本柳田国男集 第1巻
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どんな伝承か

高麗島は下五島の三井樂の浜から真北十里余りの沖にあったという富裕の島で、優れた陶器(高麗焼)を製していたが、海底に沈んだと伝わる。島の地蔵菩薩は顔が赤くなれば大難の前兆と告げたが、邪な者が絵の具で赤く塗り、島は一朝に沈んだという。下五島の本山村には、この島から逃れて来たという高來という苗字の家が三戸あり、旧記は何も無いが、古い高麗の鉢を証拠に持ち伝えていた。今は棚から落として壊した、洗おうとして壊したなどと言って跡形もないが、実物を見たという人はまだ多い。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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