清戸の泉
どんな伝承か
印旛郡白井町清戸の、船橋カントリークラブの八番ホール左側に、自然にわき出た泉があり清戸の泉とよんでいる。モミの巨木にかこまれた泉のなかに島があり、龍神と弁財天がまつられている。縁起によると、大同年間(八〇六―八〇九)に日照りがあり、里人が餓死寸前になって困っていたところ、旅の僧が龍神に雨ごいをして大雨を降らせ、里は復活することができたので、この地に一社を建てて龍神を祭ったという。印旛沼方面には龍神信仰に基づく伝承や遺跡が多いが、清戸の泉はなかでも典型的な存在で、昭和四十二年に県指定史跡になった。
原典より
印旛郡白井町清戸の、船橋カントリークラブの八番ホール左側に、自然にわき出た泉があり清戸の泉とよんでいる。—— 房総の年輪 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の年輪
編『房総の年輪』を全93話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。