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日蓮が加持した妙覚寺の御符水

所在地千葉県勝浦市興津(妙覚寺)
年代伝承
登場日蓮上人、佐久間重貞、長寿丸(日保)、日蓮上人が滞在した家の主、佐久間重貞の子、日蓮上人の徒弟
出典日本伝説叢書 上総の巻

どんな伝承か

夷隅郡浪花村興津にある聖海山妙覚寺の御符水は、日蓮上人が加持した霊水であるといい、病ある者がこれを飲めば霊験があり、健康な者が飲めば不浄をあらかじめ除くと信じられ、訪れる者が非常に多いと伝わる。妙覚寺は御朱印二十五石を有した寺で、釈迦の立像や日蓮上人の遺像とされる霊像を安置しているという。日蓮上人が興津の地の佐久間重貞の家に滞在した折にゆかりのものとされている。

原典より

興津(旧、布施村)の聖海山妙覚寺にある御符水は、日蓮上人御加持の霊水であるといふので、病あるものこれを飲むに霊験があり、(「志料続編」)病無き者これを飲めば、不浄を未然に除くと信ぜられ(口碑)てゐるので、訪れるものが非常…—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・1917年(大正6年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・1917年(大正6年))

『日本伝説叢書 上総の巻』は、藤沢衛彦が大正六年に編んだ上総国の伝説集である。夷隅・長生・山武・市原・君津の五郡にわたり、地名の由来、社寺の縁起、城と武将の事跡、大蛇や狐つきの怪異、俚謡や民間の風俗を、口碑や『総国誌』などの地誌から集める。巻頭に著者の序と緒言を置き、上総国と郡の名義を説いたのち、郡ごとに町村の所在を添えた見出しで一話ずつ並べる。

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