喜多村甚左衛門の蟻の塔
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
上総七不思議の一つに数えられた喜多村甚左衛門の蟻の塔は、天保末期を限りとして、弘化年間の頃からは小穴に虫の来る跡になってしまった。もとはそれほど古い時ではなく、東金の喜多村甚左衛門が所有する倉庫の中から見つかったもので、広さ五尺余、周囲は一丈五六尺、三丈余ともいう。倉庫の隅の地上から蟻が土を運んで盛り上げ、ついにこの巨大な塔をなしたのだという。蟻の巣の中に仏の形を抱くという奇観をもって、世に名高い眺めとされた。
原典より
上総七不思議の一つに数へられてゐた喜多村甚左衛門の蟻の塔も、天保末期を限りとして、いつか(弘化年間頃より)小穴にくる虫の跡となってしまった。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
東金市の伝承
広告枠(AdSense)