トップ > 茨城県の伝承 > 古河市

伊豆から勧請した水海の三島大明神

所在地茨城県古河市水海(三島大明神社)
年代伝承
登場梁田右京亮平宗助、北条氏直、三島明神へ鰐口を寄進した者、虎の印の文書を出した領主
出典日本伝説叢書 下総の巻

どんな伝承か

猿島郡香島村大字水海に、三島大明神と称する社がある。伊豆の三島を勧請して祀ったものと伝えられ、古歌に「たづねてここに見しまのおなじ」云々と詠まれたものがこれであるという。『利根川図志』の標注によれば、この社は下総葛飾郡郡山郷水流村にあり、別当を満蔵院といい、古河からは東方、栗橋の北東にあたる村である。同村の名主は鰐口を所持しており、これは三島明神へ寄進されたもので、文亀三年八月日、梁田右京亮平宗助と刻まれている。また同村には、北条氏直が虎の印を据えた文書を所持していた百姓もあったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 下総の巻(藤澤衛彦・日本伝説叢書・1919年(大正8年))

『日本伝説叢書 下総の巻』は、藤澤衛彦が編著し、大正七年の緒言と大正八年の序を添えた下総国の伝説集である。平将門・佐倉宗吾・真間の手児奈・累などを中心に、千葉県と茨城県西部にまたがる旧下総の城跡・寺社・墓・橋・井戸などにまつわる伝説を、地誌や古記録の引用を交えて収める。緒言で百七十九編を収めると述べ、国名の由来から始めて、話ごとに所在の町村名を付した見出しを立てて並べる。

種別から探す

勧請

古河市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説叢書 下総の巻』の伝承