トップ > 沖縄県の伝承 > 大宜味村

竹のはじける音に逃げた火にあたるブナガヤ

所在地沖縄県国頭郡大宜味村字謝名城
年代現代
登場大城茂子・新城真恵
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

明治のころ、ある爺さんが山小屋を建てて畑を作り、周りの竹やぶの枯れ竹を燃やして茶を沸かしたり暖まったりしていた。ある日いつものように火にあたっていると、性器をぶらぶらさせたブナガヤが何食わぬ顔でそばに座り込み、爺さんと同じように暖まりはじめた。しばらくして、燃やしていた竹の節がパンとはじけると、ブナガヤは泣きわめいて逃げていったという。ブナガヤは竹のはじける音を嫌うので、八日のシバサシの行事に爆竹を鳴らすのもそのためらしいと語られている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。

種別から探す

ブナガヤ火にあたる河童

大宜味村の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』の伝承