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軌道のすすきから出た赤い河童

所在地岩手県遠野市附馬牛町
年代現代
登場伊藤巳之助、水谷章三
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし
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どんな伝承か

もやっとした日の十時頃、トロッコの軌道を歩いて行ったところ、二匹でじゃれるような恰好をしたものが、軌道脇のすすきの陰から出てきた。気味が悪いので石をつかんで投げると、川へ飛び込んでしまった。口のところは黒く尖っており、七、八センチほどの尾があった。頭の皿はよく見る間がなかった。耳は犬のように立ってもさがってもおらず、ただ変わったものだった。毛の色は赤かったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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