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梁の帰り道に現れたざんぎり頭の小僧

所在地山形県東置賜郡高畠町大字露藤
年代現代
登場我妻彦右ヱ門、武田正、体験者、出典編者
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

山形県東置賜郡高畠町露藤での話。今から七十年ほど前、露藤の我妻彦右ヱ門が夏の日に天王川へ梁を仕掛けたところ、夕方からの雨で川が濁り、魚が次々と梁へ落ちて大漁になった。増水を恐れて帰路につくと、真っ暗な道に髪をざんぎりにした三尺ほどの小僧が現れた。声をかけても答えず、追えば鳥のように速く逃げ、止まればまた止まる。小石を投げると萱野に隠れた。気を取られるうちに獲った魚を半分落としており、人々は河童だろうと言い合ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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