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三年以上は飼わぬという猫の言い聞かせ

所在地東京都中野区
年代現代
登場—
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

中野区での話。この辺りでは猫は魔物だとよく言われた。だから猫を飼うときは、連れてきてすぐに子猫へ「三年は家にいてくれ、三年以上たったら姿を隠してくれ」とよく言い聞かせたという。語り手の親もそうやって飼っていた。五年も十年も同じ猫がいつまでもいるのは避けるべきものとされていた。

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出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 10 狼・山犬、猫』は、松谷みよ子が日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞き書きで全国から集めた話を編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、狼への畏れと信仰、送り狼や千匹狼、化け猫や猫の踊り、戦中の猫の供出、水洗トイレを使う猫までを収める。序文と各章の前文に続いて「狼・山犬」「猫」の二章を主題別の節に分け、各話例の後に類話の採集地・話者・出典を「分布」として並べる。

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