本文(2)
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
高知県高岡郡檮原町に伝わる狸の話。ある晩、一人で山下の足谷へ行くと、夜も更けた頃、上の方から大きな鈴を転ばすような音が聞こえてきた。また狸の仕業かと思い、ほどほどに切り上げて帰ってきた。翌日、橋本孫次という人が話に来て、昨夜山へ行ったところ上から鈴を転ばす音がするので止めて帰ってきたと言うので、『お前も行っていたか、おれも聞いた』と互いに大笑いした。昔の狸は火をともしたり神楽太鼓を打ったりお寺の鐘をついたりと、いろいろ悪戯をしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)
松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
種別から探す
檮原町の伝承
広告枠(AdSense)