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カエルを殺した夜の恐ろしい夢

所在地千葉県松戸市
年代現代
登場山野辺孝夫、話者・体験者
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

松戸市の語り手が小学三年生のとき、家の前の小川で二百匹から三百匹ものカエルを串刺しにして並べたことがあった。その夜、恐ろしい夢を見た。障子にもカエル、布団の中にもカエルが現れて覆いかぶさってくるという夢で、怖くて泣き叫び、駆けつけた医者にもどうすることもできなかった。母親が問いただしてカエルを殺したことが原因だと気づき、カエルに謝らせるとようやく落ち着いたという。当時の記憶ははっきりしないが、その恐ろしさと、別の世界に行って戻ってきたような感覚は、今も忘れられないと語っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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