夢のお告げで伐採を免れた大公孫樹
どんな伝承か
江戸末期か明治初めかの頃の話。和歌山県東牟婁郡古座川町三尾川の寺の庭には、樹齢四百年という大公孫樹がある。付近の畑作へ悪影響を及ぼすというので、この木を切り倒す話が出たことがあった。ところが、ある人が夢を見たことによって、公孫樹は伐られずに済んだという。以後、この木に祈れば安産の願いや母乳の願いが叶うとされ、現在も信仰を集めている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)