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倒れた御神木の大杉から昇った白い雲

所在地大分県日田市(老松神社)
年代平成二年
登場荒木きよか、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

大分県日田郡での話。平成二年九月、台風のために老松神社が倒壊した。その折、御神木として祀られ、樹齢五〇〇年以上といわれた大杉の木も倒れた。倒れる様子を見ていた人から聞いた話として、大杉が倒れたとき、木の裂けたところから白い雲が天へ昇っていったという。土地では、その白い雲は御神体だったのだろうと語られている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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