足柄峠の道端にあった公時石
どんな伝承か
公時石は、静岡と神奈川の県境から足柄峠を神奈川県側へ二百メートルほど下った道端にあったという石で、坂田公時が遊んだ石と伝えられる。工事のために砕かれてしまい、今は破片が残るだけだという。峠の茶屋の高橋由三さんも、この石のことを語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小山町史 第9巻 (民俗編)(小山町史)
『小山町史 第9巻(民俗編)』は、静岡県駿東郡小山町の町史の民俗編から、口頭伝承の章の伝説の節を抜き出したものである。石子詰にされた忍びの若者・用沢小僧の伝えを出典ごとに並べ、むらの名の由来、金太郎ゆかりの地と石、仇討如来や鬼鹿毛馬頭観音、村境の決め方、竹之下合戦にまつわる伝えなどを収める。富士山麓と足柄山のあいだの町に残る、地名と社寺・石に結びついた言い伝えが中心である。