峠で目の前に落ちた青い火柱
どんな伝承か
吉野文真が若いころ、今の小川町の八和田から自転車で帰る途中、峠に差しかかったときのこと。手前の耕地の中から青い火がシューッと目の前へ飛んできて、地に落ちるのを見たという。火柱が倒れた方角では火事が起こると言われている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
滑川村史 民俗編(滑川村史)
『滑川村史 民俗編』は、埼玉県比企郡滑川村(今の滑川町)の村史の民俗編から、伝説と噂話の節を抜き出したものである。盗まれるのを拒んだ阿弥陀、生首八幡、福田鉱泉の始まり、河童の証文などの伝説と、オトウカ(狐)やムジナに化かされた話、三峯のオオカミ様、人魂や火柱などの噂話を、話者の地区とともに短い条で収める。沼と小高い山の多い村の、村人の身近な不思議の語りが中心である。