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鬼が一晩で築いた一夜山

所在地長野県長野市鬼無里(一夜山)
年代伝承(口承)
登場天武天皇、阿部比羅夫、遷都を計画した天皇、鬼を征伐した武人
出典長野県史 民俗編 第4巻 3 (北信地方 ことばと伝承)

どんな伝承か

鬼無里の真ん中にそびえる標高一五六二メートルの、ピラミッドのような形の山で、夜出山ともいう。昔、天武天皇が戸隠の里へ都を移そうと計画したとき、それを嫌った鬼が一晩で積み上げて抵抗した山だと伝わる。鬼女伝説で知られる荒倉山と向かい合って立ち、この鬼は都から来た武人阿部比羅夫に退治されたともいわれる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

長野県史 民俗編 第4巻 3 (北信地方 ことばと伝承)(長野県史)

『長野県史 民俗編 第4巻(三)北信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち北信地方の伝説の章を抜き出したものである。植物・石・水・塚・坂と峠・山・沢と道・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌の順に、条ごとに採集地を添えて短い伝えを並べる。戸隠の鬼女紅葉、黒姫と大沼池の大蛇、久米路橋の人柱、秋山郷の平家伝説など、善光寺平から奥信濃にかけての土地に結びついた話が多い。

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