鎮魂について
どんな伝承か
鶴田照子は「鎮魂」を、亡き人の霊を鎮める鎮魂祭とは違い、萎縮した魂を活性化させる霊的指導の名称として用いる。人格は肉体・心・因縁・魂の機能から成り、中でも魂は中枢的役割を担う神の分御霊だとする。生命の誕生は神の意志であり、赤子の澄んだ瞳には神の意志が最も反映されていると説く。しかし成長とともに自我が目覚め、相対的な観念から生じる悩みで多くの人が魂を萎縮させてしまう。魂の萎縮が過去世の因縁を浮き立たせ霊障を招く悪循環に陥るとし、そこから脱するには現実から逃避せず自らを直視する勇気が要ると述べる。
原典より
鎮魂という言葉は魂を鎮めると書く事から、鎮魂祭のように亡くなられた方の霊を鎮める事と解釈されるのですが、私ども霊照会では、魂をより活性化させるための霊的指導の名称として使わさせていただいております。—— 日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者)
『日本の霊能者』は、前田博が編んだ霊能者たちの寄稿集である。広瀬謙次郎の霊夢による予言、慈雲の神々の集会、佐藤妙栄の因縁解脱、松原照子の大予言、永田光麗の十言神呪、久遠あやの神々の警告、宮下文智の神霊治療、鶴田照子の鎮魂など、霊能者たちが自らの霊的体験や修行、予言を語った文章を収める。各寄稿の後に編者による人物紹介を付し、その間に編者の随想「霊能者のひとりごと」と、田口日勝へのインタヴューを挟む。