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三船千鶴子の透視

所在地熊本県熊本市
年代明治43年(1910)
登場三船千鶴子、福来友吉、今村、山川、福来博士、今村博士、実験者、実験者(博士)
出典心霊現象の科学

どんな伝承か

熊本の三船千鶴子は、福来友吉博士が真の透視能力者と唱えた一人である。明治四十三年二月の通信実験に続いて、同年中に熊本で三回、京都で一回、東京の大橋邸と関根旅館で一回ずつ、あわせて六回の出張・招待実験が行われた。紙に書いた文字や名刺を茶壺や鉄瓶、鉛管に入れ、紙で封じて渡すと大半は言い当てたが、ハンダで閉じた鉛管や特製の容器、品に手を触れさせない場合、実験者の方を向かせた場合はことごとく外れた。著者は、開封を見破る仕掛けが一度も講じられなかった点を厳しく批判している。第六回の後、四十四年一月に千鶴子は毒を飲んで命を絶った。

原典より

しかるに他方、鉄瓶に簡単な紙封したものは一回も失敗なく常に透視された。—— 心霊現象の科学(小熊虎之助・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊現象の科学(小熊虎之助・1974年(昭和49年))

『心霊現象の科学』は、小熊虎之助が心霊現象を科学の立場から論じた研究書で、序とあとがきに昭和四十九年四月の日付がある。コックリ・自働書記・読心術・憑きものなどを心理学で説ける偽心霊現象とし、精神感応・交霊・千里眼・心霊物理現象を真実の心霊現象として心霊現象研究会の報告から吟味する。福来友吉が能力者とした三船千鶴子・長尾夫人・高橋夫人・三田光一の透視と念写は山川健次郎らの実験と照らして疑い、あとがきでは井上円了以来の研究史を概説する。

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