メキシコから届いた顕彰の言葉
どんな伝承か
福来博士記念館が完成したのち、メキシコの心霊学者エロディア・カストルから、福来友吉をたたえる言葉と一葉の写真が届いた。海を越えた研究者が博士の業績を正面から認めていたことは、著者にとって心強い出来事だった。エロディアはのちに来日し、高山市長とも顔を合わせている。その席で彼女は、この土地が生んだ世界的な学者を、郷土こそがきちんと顕彰すべきだと強く促したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
念写発見の真相(山本健造・念写・超心理研究・1980年(昭和55年))
『念写発見の真相』は、飛騨に住む山本健造が著した福来友吉の伝記と学説紹介の書で、はしがきは昭和五十五年十一月三日付である。念写を発見した福来の幼少期から、東京帝大での透視・念写実験と追放、宣真女学校長・高野山大学教授の時代、仙台での晩年までをたどり、著者による高山市の福来博士記念館建設の経緯や六次元の原理を述べる。全十五章からなり、第二章に福来の論文「弘法大師の御霊影」を再刊のことばとともに収める。