地獄のドン底から懐しい東京へ
どんな伝承か
鉱山労働から解放された著者が車窓の暗闇に死んだ義弟の幽霊のような姿を目撃。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽霊屋敷(新公論)
『幽霊屋敷』は、雑誌『新公論』に載った「長野市奇談 幽霊屋敷」を主とする記事を収めたものである。善光寺の裏手、長野市の狐池にあった二階家で、家の女お今の嫉妬に苦しむ姉妹の枕元に毎夜亡母の姿が現れたという話を、町の地勢から説き起こして物語風に記す。前半には、今市近くの鉱山の飯場から東京の新公論社へ戻るまでを書いた別の記事の結びが入っている。