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ナマメスジの路上に現れた二つの光

所在地岡山県久米郡美咲町
年代昭和七、八年頃
登場自転車の男性
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

久米郡でも光りものの目撃がある。昭和七、八年ごろのことだという。三保村のナマメスジを自転車で通りかかった男が、ふと前を見ると、路上に光るものが二つ現れた。とっさのことでよけきれず、そのまま突っ込んでいくと、光は下手を流れる川のほうへすっと消えていった。男は恐ろしさのあまり無我夢中でペダルを漕ぎ、家にたどり着いてみると、全身にびっしょりと冷や汗をかき、鳥肌が立っていたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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