大島(8)
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どんな伝承か
山口県大島郡の大島は、かつて綿織物の一大生産地であった。浜田翁が三十代前後の時代、大島で織られた柳井縞が名高く、大阪からの綿船が毎日のように訪れていた。綿の原料は岩国産が主で、翁も綿船の乗務に携わっていた。ある日、岩国を日中に出航して大畠瀬戸の潮を利用し、夜明け前に島へ帰着する予定であったが、夕刻から北風が東風に変わり、天候が悪化したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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周防大島町の伝承
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