二十一年の年だよの
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どんな伝承か
新潟県古志郡山古志村の語り部が、21歳の頃に満州のエンタク地方で発疹チフスと栄養失調に罹患した経験を述べている。当時分隊長だった語り部は、小隊長が病気で亡くなったことを聞き、その後退院したが、人間らしさを失った多くの人間が地蔵菩薩のように見えたという。そうした暗い状況の中では生活できないという心境を語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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