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井戸端の水汲みの音と兄の死

所在地茨城県久慈郡大子町
年代昭和二十八年
登場菊池智恵子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

昭和二十八年三月十五日、兄が亡くなった時刻に、家から墓地へ向かう途中にある親戚の井戸のあたりで、水を汲む音と柄杓が落ちる音がした。井戸まで行ってみたが誰もいなかった。まもなく兄の死の知らせが届いた。兄は病気のため水を制限されていたので、水を欲しがったのだろうと語られている。回答者は菊池智恵子。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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