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**沖縄県竹富町**

所在地沖縄県竹富町
年代昭和二十年
登場野原尚子、中岡崇子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話
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どんな伝承か

昭和二十年頃の、祖母から聞いたという竹富町の島の話。沖縄ではまだ土葬が行われ、その島では畑の中に墓があった。九十八歳になるおばあさんが亡くなり、島のふつうの葬式をして墓に納めた。その三日後、身内の者が芋掘りに行くと、墓の中から「マイチュー」と何度も人の名を呼ぶ声がするので島中が大騒ぎになった。墓を開けてみると、なんとおばあさんは生きていて、「目が覚めたら真っ暗で棺桶に入れられ墓の中だった。二日後にやっと出された」と話したという。島では死人の復活が祝われ、おばあさんは元のように元気になったが、三年後にコロッと本当にこの世を去ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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