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死の前に持ち物を整理した同期生

所在地茨城県土浦市
年代昭和十八年
登場同右
出典現代民話考 ― 軍隊

どんな伝承か

昭和十八年十二月、学徒出陣で海軍に入隊した茨城県土浦市出身の語り手は、第十四期飛行予備学生となった。同期生の中に、事故死する直前に決まって身の回りの品を整理していた者が幾人もいたという。以来、語り手は自分の持ち物を片付けるたびに、なんとなく落ち着かない気持ちにとらわれるようになった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸)

『現代民話考 ― 軍隊』は、松谷みよ子が編んだ、軍隊と戦争をめぐる現代の民話の集成である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞き書きによって寄せられた話をもとに、十五年戦争を中心に徴兵検査から新兵のしごき、戦地、虐殺や飢え、敗戦、収容所、戦犯、軍隊生活の怪談までを収める。巻頭に序文「明日の民話のために」と論考「軍隊考」を置き、十三の部に分けた各話の末に話者と回答者の名と在住地を記す。

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