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幽霊が住むと噂された安値の家

所在地岩手県盛岡市
年代現代
登場高橋克彦、体験者
出典黄昏綺譚
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どんな伝承か

盛岡に住む著者の知人某は、アパートが手狭になったので一軒家を借りようと物件を探すうち、新築して間もない家が破格の安値で売りに出ていると聞き込んだ。市の中心から車で十五分ばかりの住宅地で、近くにスーパーや小学校もある。ただし、その家には幽霊が住みついているという噂があった。某は不動産屋から一晩だけ鍵を借り、会社の同僚二人を誘って泊まった。家は新婚間もない夫婦が建てたもので、交通事故で急死した妻が自分の死に気付かず暮らし続けているという。夜更け、二階から階段を下りる足音が台所へ向かい、水を流す音と茶碗を洗う気配がした。電気をつけても誰もおらず、水音と陽気な鼻歌だけが聞こえた。

原典より

現代版『遠野物語』の続きである。—— 黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代)

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