佐々木喜善が伝えたザシキワラシ
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どんな伝承か
著者は、文学の世界で岩手県が誇れる存在として宮澤賢治、石川啄木、野村胡堂、佐々木喜善の四人を挙げる。佐々木喜善こそ柳田國男に遠野のあやかしの物語を伝えた人物で、その名誉は編者の柳田に奪われているが、民話採取者としての功績は偉大だという。『遠野物語』のザシキワラシは十二、三ばかりの童児で、土淵村大字飯豊の今淵勘十郎の家では、休暇で帰った娘が廊下でばったり行き逢って大いに驚いたと記される。また山口の旧家、山口孫左衛門の家には童女の神が二人いると久しく言い伝えられていた。著者は、これが佐々木喜善の記す姿とは天と地ほど異なると指摘する。
原典より
文学の世界において私の生まれ育った岩手県には誇れる四人の存在がある。—— 黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代)
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