千葉県・佐倉第五十七連隊弾薬庫
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どんな伝承か
明治中期以降、佐倉第五十七連隊の弾薬庫では昼夜を問わず衛兵が警備していた。ある夜、料亭の女中が好意を寄せる兵士に会いに弾薬庫を訪れたが、その日は別の兵士が当番だった。暗闇で動く姿を見た当番兵が三度の呼び掛けに応答がないため、軍法に従って銃撃し、女を射殺してしまった。女は恋人からのからかいと思い、返事をしなかったとされる。その後、雨の日には女の幽霊が弾薬庫に現れるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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