お告げで息子夫婦を殺傷したオシラ神事件
どんな伝承か
信仰が引き起こした殺傷事件の一つとして挙げられているのが、昭和二十八年三月に青森県東津軽郡高田村で起きたオシラ神殺人事件である。ある男が、オシラ神のお告げを信じ込んで、自分の息子夫婦を殺傷したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
講座日本風俗史別巻 妖異風俗((講座日本風俗史 別巻)・日本風俗史・民俗)
『講座日本風俗史別巻 妖異風俗』は、『講座日本風俗史』の別巻として、複数の執筆者が妖しく異様な風俗を論じた巻である。淫祠と性の祭礼、戦後の新興宗教、性にまつわる迷信、妖術・忍術・奇術、憑きものと特殊家系、心霊術と催眠術、異類との婚姻、性と怪異の関わりを、古典の随筆や各地の報告、事件の記録から取り上げる。九つの章に分け、終章「日本妖異風土記」では関東から九州・沖縄までの怪異譚を地方別・県別に掲げる。