菊池実隆霊との遭遇
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どんな伝承か
肺炎で高熱を出した著者は幻視幻聴に苦しみ、今夜もまた八度以上に上りそうだと家人が顔ばかりのぞき込む有様であった。そのとき著者の背後にいる菊池実隆霊がいつものように現れ、もう大丈夫だから心配する必要はないとしきりに激励を送ってくれたという。今夜は実隆の手がばかに白く、目もいつもより大きく開いている。彼が現れると著者はいつも頭痛がなおってしまう。ほっとしてもう一度ペニシリンを打ってもらい、これで峠を越すらしい、ありがたいことであると書いている。霊界は記憶の生きている世界であるから現世の繰り返しである、というのが著者の思索であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私の心霊術(長田幹彦・昭和中期(1940年代~1950年代推定))
幼少期の地獄極楽のぞきからくり(私の心霊術)/心霊術と降霊の実演/作家長田幹彦の心霊体験/交霊と幽霊との接触/明治〜昭和の心霊文化
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