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札の種類を書き留めた京の二町

所在地京都府京都市中京区仁王門町
年代慶応3年10月25日〜12月8日
登場町人ら
出典ええじゃないか

どんな伝承か

京都の町では、降ってきた札の種類を書き留めた記録が二つ残っている。二条通の仁王門町では十月の晦日から十二月八日までのあいだに、愛宕山大権現が二枚、不動明王・大黒天・天満宮・水天宮・池鯉鮒大明神が各一枚。五条橋東二丁目では十月二十五日から十二月六日までに伊勢皇太神宮が五枚も降り、ほかに不動明王や大黒天、白鬢大明神、稲荷大明神、金毘羅大権現、祇園社、歓喜天、石山寺、金山彦命、雷除、開運の札が各一枚と、洗米が加わった。商家には恵比須・大黒天が偏って降っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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