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オノゴロ神社の縁日に詣でた四万人

所在地兵庫県南あわじ市幡多(自凝島神社)
年代慶応3年12月11日
登場淡路各村の群衆
出典ええじゃないか

どんな伝承か

淡路の三原郡幡多にあるオノゴロ神社は、いざなぎ・いざなみの伝説にゆかりの深い社で、慶応三年冬の降札騒ぎでは島中から参詣人が押し寄せた。十二月十一日の太神宮の縁日には四万人ほどが詣で、村々は踊りや壇尻を出して競い合った。掃守村からは長さ九間半の鯛の作り物、伊賀利村からは梯子獅子、志築村の商人からは四斗入りの酒樽四十挺が奉納され、片田北村からは馬六十頭に大名行列六十六人がそろって繰り出し、村々から米十七石も寄進された。記録者は、この小さな島に三百年来なかった人出だと書き残している。

原典より

十二月十一日は太神宮の縁日であったが、この日は四万人くらいのオノゴロ神社詣でがあり、村々から踊りや壇尻が出された。—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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