袖分峠の氷結と記念文詞
どんな伝承か
信州と飛騨の分水嶺袖分峠で、火脈近く各所に湯煙が立ち、前夜の雨で木々の枝が水晶のように氷に包まれる奇観を見る。峠の樹皮には探険隊員が絶筆めいた記念文詞を刻んでおり、著者も標杭に記名した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
修養と通力(高橋宮二(逐堂生)・1913年(大正2年))
『修養と通力』は、高橋宮二が著し、大正二年に東京宝文館から発行した精神修養と千里眼の実験記録である。深呼吸による修養法を説き、焼岳など日本アルプスの険しい山での修養、千里眼の能力を得た婦人を四年間養った経緯、福来博士との会見と透視・念写の実験を記す。第一編「実験四年」を巻ごとに分けて修養と通力の記録とし、第二編に深山幽谷の旅や雪中の遭難、霊所の探訪の紀行を収める。