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本棚の本を選びに来た亡き伯父

所在地長野県松本市
年代昭和
登場平野威馬雄、小松方正、体験者、著名人、体験者(俳優)
出典お化けについてのマジメな話

どんな伝承か

戦後間もない夏、俳優の小松方正は信州松本にある伯父の家で、たそがれ時にうたた寝をしていた。ふと気がつくと、すでに亡くなっているはずの伯父が部屋の入口からゆっくりと入ってきた。伯父は横になっていた小松をまたいで本棚まで歩み寄り、本を物色すると、来たときと同じようにまたすっと出ていったという。小松は恐ろしいというより、ただ呆然としていたと語っている。

原典より

フト気がつくと、死んだ筈の伯父が部室の入口から、スーっとはいってきたんです。—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・1974年(昭和49年))

『お化けについてのマジメな話』は、平野威馬雄が昭和四十九年に著した幽霊とお化けをめぐる随筆である。自ら主宰する「お化けを守る会」に寄せられた体験談や、大阪の毎日放送のラジオ番組で聴取者が電話で語った話を軸に、前世や霊媒・降霊実験など海外の心霊研究、井上円了の妖怪論、古い記録に見える犬神などの憑きものを取りあげる。体験談から死後の世界、お化けを呼ぶ方法、昔のお化けへと進む八章立てで、巻末にあとがきを置く。

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