十分間光り続けた佐世保の光体
どんな伝承か
一九五七年十一月五日、長崎県佐世保市で、きわめて明るく光る物体が大勢の市民に目撃された。見つかってから消え去るまで、およそ十分間にわたって空に留まっていたという。並木慎一郎『UFO入門』の巻末にある世界UFO事件史が伝える一行の記録で、形や色、飛び方までは書かれていない。同じ日には、日本空飛ぶ円盤研究連合から宇宙平和宣言が出されたことも並記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象)
『UFO入門』は、並木慎一郎が著したUFOの入門書である。一九四七年のケネス・アーノルド事件に始まる欧米の目撃・追跡事件を中心に、UFOの形態、実在の証拠とされる事例、搭乗者の目撃談、写真の真偽、海中のUFO、目撃をめぐる心理を順に取り上げる。全九章のうち終わりの二章で目撃報告の書き方や観測の方法を説き、巻末に一九四七年から一九七〇年までの日本の出来事を含む「世界UFO事件史」を付す。