自宅の庭で見た青い魚雷型の物体
どんな伝承か
一九五二年八月一日、森田たまが鎌倉山の自宅の庭で、強い青い光を放つ魚雷型のUFOを目撃した。突端からオレンジ色の火を噴く真っ青な透きとおった物体で、無数の鱗のような緑色の光を放っていたという。原典はこれを世界UFO事件史の年表の一項として記している。翌八月二日には世田谷区で慶大生が、水色がかった光のかたまりが長い尾を引いて南から北へ飛ぶのを目撃し、中央気象台の観測員も西北西の空に白光色のかたまりを見た。東京天文台の広瀬博士はこれを大流星と断定している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象)
『UFO入門』は、並木慎一郎が著したUFOの入門書である。一九四七年のケネス・アーノルド事件に始まる欧米の目撃・追跡事件を中心に、UFOの形態、実在の証拠とされる事例、搭乗者の目撃談、写真の真偽、海中のUFO、目撃をめぐる心理を順に取り上げる。全九章のうち終わりの二章で目撃報告の書き方や観測の方法を説き、巻末に一九四七年から一九七〇年までの日本の出来事を含む「世界UFO事件史」を付す。