恐山のイタコの託宣は本物か
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どんな伝承か
文部省の迷信調査協議会の委員を務めた著者のもとには、全国から多くの質問や相談が寄せられた。そのひとつに、下北半島の恐山のイタコの託宣が近ごろさかんにニュースなどで紹介されるが本当とは思えない、頼む人は本当に肉親の声だと分かるのだろうか、という三十歳の男性からの問いがある。著者は、巫女たちは何年も修業し職業としてやっているので、録音テープにとって比較研究してみると明白に類型が認められると答えた。多くの人は、死んだ肉親の言葉は巫女の口を通して聞かれるという古くからの形式に従って信じているだけだという。ずっと昔の巫女は本人自身が神がかりになって生口・死口を託宣したのだろうとも記す。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の迷信(今野圓輔・今野圓輔・民俗学・昭和(高度成長期))
民俗学者・今野圓輔が高度成長期の日本に残る迷信を社会派ルポとして告発・分析した一冊。序章では、静岡県掛川市で異性双生児を畜生腹と恥じた母親の母子心中事件、青森県三本木市でキツネ落としと称して女を火あぶりにした殺人事件など、迷信が現代も殺人・心中を生む『黒い習俗』を突きつける。
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むつ市の伝承
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